「馬耳東風」とは、
- 他人の言葉が自分には影響を与えないこと
を象徴的に表現した言葉です。
この記事では、「馬耳東風」の意味、対義語、類義語、使用した例文、英語表現まで詳しく深掘りして紹介します。
この記事で分かること
- 『馬耳東風』の意味、対義語・類義語・例文・英語表現をまとめてご紹介します。
目次
「馬耳東風」ってどういう意味?
「馬耳東風」とは、馬の耳に東風が吹き抜けるように、人の言うことを聞いてもすぐに忘れる、または全く気に留めない様子を表す日本のことわざです。
言葉が馬の耳を通り抜ける風のように、効果がないことを意味しています。
「馬耳東風」の反対の意味をもつ言葉は?
- 注意深く聞く – 相手の言うことに耳を傾け、しっかりと理解しようとする態度。
- 心を込めて聞く – 感情を込めて、相手の言葉に真剣に耳を傾けること。
- 真摯に受け止める – 相手の言葉を真摯に受け止めて、それに応じようとする態度。
- 敏感に反応する – 小さな刺激や変化にも敏感に反応すること。
- 気にかける – 相手の言葉を大切に思い、気にかけること。
- 重く受け止める – 相手の言葉を重要視して受け止めること。
- 反応する – 相手の言葉に対して積極的に反応し、影響を受けること。
- 考慮する – 相手の意見を考慮に入れ、それに基づいて行動を考えること。
- 感じ取る – 相手の言葉から感情や意図を感じ取ること。
- 受け入れる – 相手の言葉を受け入れ、それを自分のものとして受け止めること。
「馬耳東風」と似た意味をもつ言葉は?
- 右から左 – 聞いたことをすぐに忘れること。
- 耳を貸さない – 相手の言葉に注意を払わず、無視すること。
- 聞き流す – 聞いたことをすぐに流してしまい、気に留めないこと。
- 軽視する – 相手の言葉を軽く見て、重要視しないこと。
- 無視する – 相手の言葉を意図的に無視する行為。
- 耳に入れない – 故意に聞かないようにすること。
- なあなあにする – 事を深く考えずに流してしまうこと。
- 聞こえないふりをする – 聞こえているにも関わらず、聞こえなかったかのように振る舞うこと。
- 取るに足らない – 相手の言葉を価値がないと判断して無視すること。
- 聞き捨てる – 聞いたことをその場で捨ててしまうこと。
「馬耳東風」を使った例文は?
- 彼のアドバイスはいつも馬耳東風で、私には全く影響を与えない。
- 警告されても彼女はいつも馬耳東風、全く態度を改めようとしない。
- 上司の注意も彼にとっては馬耳東風で、いつも通りの行動を続けている。
- 彼の話はいつも長くて、みんな馬耳東風で聞いている。
- 子どもに注意しても馬耳東風で、すぐに元の騒がしさに戻ってしまう。
「馬耳東風」を意味する英語は?
- In one ear, out the other – 聞いたことがすぐに忘れ去られる様子を表す。
- Water off a duck’s back – 物事が全く効果をもたらさない様子。
- Fall on deaf ears – 注意や警告が無視される状況。
- Turn a deaf ear – 故意に無視する、聞こうとしない行為。
- Brush off – 何かを軽く扱って無視する行為。
最後に
この記事では、『馬耳東風』の意味、対義語・類義語・例文・英語表現をまとめてご紹介しました。
「馬耳東風」という言葉は、しばしばユーモアあるいは皮肉を込めて使用されます。
しかし、この表現には、重要なアドバイスや警告を無視することの危険性についての警鐘も含まれています。
相手の言葉に耳を傾けることの大切さを改めて認識し、有意義なコミュニケーションを心がけることが重要です。
コメント