「七色」とは、七つの色をそろえたさま、または虹のように七色に分かれて見えるさまをいいます。虹の話や色彩の説明、比喩としての「いろいろな色」にもつながる表現です。
本記事では、世界各国の言葉で「七色」やそれに近い言い方をどう表すかを紹介します。
世界各国の「七色」の表現まとめ
日本語:七色(ナナイロ) / 虹色(ニジイロ)
「七色」は、数や並びをひとまとめにした名詞です。「虹色」は、自然の虹に結びつけて七色を言い表す定番の言い回しです。
英語:seven colors(セヴン・カラーズ) / seven hues(セヴン・ヒューズ)
「seven colors」は「七つの色」と数を数える言い方です。「seven hues」は「色相・色み」を重視する語で、同じ場面でも語感が少し変わります。
フランス語:sept couleurs(セトゥ・クルール) / couleurs de l’arc-en-ciel(クルール・ドゥ・ラルカンシエル)
「sept couleurs」は数を明示します。「couleurs de l’arc-en-ciel」は「虹の色」と意味を広げ、七色のイメージを虹に託した言い方です。
スペイン語:siete colores(シエテ・コロレス) / colores del arcoíris(コロレス・デル・アルコイリス)
「siete colores」は数を数えます。「colores del arcoíris」は「虹の色」で、七色の話題に自然につながる別の言い回しです。
イタリア語:sette colori(セッテ・コローリ) / colori dell’arcobaleno(コローリ・デッラルコバレーノ)
「sette colori」は「七つの色」です。「colori dell’arcobaleno」は「虹の色」で、同じテーマを別の名詞句で表現します。
ドイツ語:sieben Farben(ジーベン・ファルベン) / Regenbogenfarben(レーゲンボーゲンファルベン)
「sieben Farben」は「七つの色」と数えます。「Regenbogenfarben」は「虹の色たち」をまとめた複合語で、見方を変えた表現です。
中国語:七色(チーセー) / 七彩(チーサイ)
「七色」は字義どおりの言い方です。「七彩」は文語・表現的な語で、華やかに七色をまとめて指すのに使われることがあります。
韓国語:일곱 가지 색(イルゴプ・カジ・セク) / 칠색(チルセク)
「일곱 가지 색」は「七つの色」を数えて言う表現です。「칠색」は漢字語に由来する語で、七色をまとめて指す語です。
ロシア語:семь цветов(セム・ツヴェトフ) / цвета радуги(ツヴェタ・ラドゥギ)
「семь цветов」は数を数えます。「цвета радуги」は「虹の色」で、七色のイメージを虹側から言い表した語です。
ポルトガル語:sete cores(セッチ・コリス) / cores do arco-íris(コリス・ドゥ・アルコイリス)
「sete cores」は「七つの色」です。「cores do arco-íris」は「虹の色」で、別の名詞句として定着しています。
トルコ語:yedi renk(イェディ・レンク) / gökkuşağı renkleri(ギョククシャーイ・レンクレリ)
「yedi renk」は数を数えます。「gökkuşağı renkleri」は「虹の色たち」で、七という数字を出さずに同じ連想を呼ぶ言い方です。
アラビア語:سبعة ألوان(スバアトゥ・アルワーン) / ألوان قوس قزح(アルワーン・カウス・カザハ)
「سبعة ألوان」は「七つの色」と数えます。「ألوان قوس قزح」は「虹の色」で、神話にちなむ語が入った別表現です。
スウェーデン語:sju färger(シュー・フェリエル) / regnbågsfärger(レーンボースフェリエル)
「sju färger」は「七つの色」です。「regnbågsfärger」は「虹色・虹の色」という複合語で、数え方ではなくまとまりとして言い表します。
最後に
七色は、虹やスペクトル、そして「多様さ」の比喩までつながるイメージです。数を数える言い方と、虹や色相に託した言い方――同じテーマでも、表現の選び方は言語ごとに分かれます。



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