「オレンジ」は、柑橘類の一種で、甘酸っぱく爽やかな味わいを持つ果物です。また、果実の色がそのまま色名「オレンジ色」として広く使われています。健康やエネルギーの象徴としても親しまれている果物です。
この記事では、各国語における「オレンジ」の表現をまとめました。
世界各国の「オレンジ」の表現まとめ
日本語:オレンジ / 橙(だいだい)
日本語では「オレンジ」が外来語として一般的に使われます。伝統的には「橙(だいだい)」が柑橘類の総称や縁起物の果物として用いられます。
英語:orange(オレンジ)
英語では「orange(オレンジ)」と呼ばれ、果物と色名の両方を意味します。明るさや活力を象徴する色でもあります。
中国語:橙子(チェンズ) / 桔子(ジューズ)
中国語では「橙子(chéngzi/チェンズ)」や「桔子(júzi/ジューズ)」が使われます。いずれもオレンジやミカン類を指します。
韓国語:오렌지(オレンジ) / 귤(キュル)
韓国語では「오렌지(orenji/オレンジ)」が外来語的に使われます。また「귤(gyul/キュル)」はミカン類全般を指す表現です。
フランス語:orange(オランジュ)
フランス語では「orange(オランジュ)」と呼ばれます。果物と色の両方を意味します。
スペイン語:naranja(ナランハ)
スペイン語では「naranja(ナランハ)」と呼ばれます。語源はアラビア語に遡ります。
ドイツ語:Orange(オランゲ) / Apfelsine(アプフェルジーネ)
ドイツ語では「Orange(オランゲ)」が一般的ですが、「Apfelsine(アプフェルジーネ=中国のリンゴ)」という表現も使われます。
イタリア語:arancia(アランチャ)
イタリア語では「arancia(アランチャ)」と呼ばれます。複数形は「arance(アランチェ)」です。
ロシア語:апельсин(アペリシーン)
ロシア語では「апельсин(apel’sin/アペリシーン)」と呼ばれます。オランダ語由来の外来語です。
アラビア語:برتقال(ブルトゥカール)
アラビア語では「برتقال(burtuqāl/ブルトゥカール)」と呼ばれます。スペイン語「naranja」と並び、語源的に影響を与えています。
ヘブライ語:תפוז(タポズ)
ヘブライ語では「תפוז(tapuz/タポズ)」と呼ばれます。現代ヘブライ語で果物として一般的に使われる単語です。
タイ語:ส้ม(ソム)
タイ語では「ส้ม(som/ソム)」と呼ばれます。酸味のある柑橘類全般を指す言葉でもあります。
ポルトガル語:laranja(ラランジャ)
ポルトガル語では「laranja(ラランジャ)」と呼ばれます。スペイン語「naranja」と同源です。
ヒンディー語:संतरा(サントラ)
ヒンディー語では「संतरा(santarā/サントラ)」と呼ばれます。インドで一般的な柑橘類を指す言葉です。
インドネシア語:jeruk(ジュルック)
インドネシア語では「jeruk(ジュルック)」と呼ばれます。ミカンやオレンジを含む柑橘類全般の名称です。
ベトナム語:cam(カム)
ベトナム語では「cam(カム)」と呼ばれます。柑橘類全般を指し、特にオレンジの意味で使われます。
トルコ語:portakal(ポルタカル)
トルコ語では「portakal(ポルタカル)」と呼ばれます。ポルトガルから伝わった果物という意味が語源です。
ペルシャ語:پرتقال(ポルトガール) / نارنگی(ナーレンギー)
ペルシャ語では「پرتقال(porteghāl/ポルトガール=ポルトガルの果物)」が一般的ですが、「نارنگی(nārangī/ナーレンギー)」も使われます。
最後に
この記事では、世界各国の「オレンジ」の表現をご紹介しました。「orange」「naranja」「laranja」「apfelsine」「portakal」など、オレンジは世界各地で文化的に重要な果物であり、色の象徴でもあります。
ネーミングに使う場合は「明るさ」「元気」「フレッシュさ」を強調でき、ポジティブで親しみやすい印象を与えることができます。
コメント