「狼」を表す外国語まとめ。各国の言葉でなんと言う?

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「狼(おおかみ)」は、野生の犬科動物で、群れを作って狩りをする習性を持ちます。古代から神話や伝承で「強さ」「孤独」「狡猾さ」「守護者」の象徴とされてきました。

この記事では、各国語における「狼」の表現をまとめました。

目次

世界各国の「狼」の表現まとめ

日本語:狼(おおかみ)

日本語の「狼(おおかみ)」は、山犬とも呼ばれ、古くは神格化され「大神(おおかみ)」とも結びつけられてきました。信仰対象としての「御眷属(ごけんぞく)」なども知られます。

英語:wolf(ウルフ)

英語では「wolf(ウルフ)」と呼ばれます。複数形は「wolves(ウルヴズ)」です。神話や文学では「lone wolf(孤独な狼)」などの表現が使われます。

中国語:狼(ラン)

中国語では「狼(láng/ラン)」と呼ばれます。古代中国では残忍さや狡猾さを象徴する動物として語られました。

韓国語:늑대(ヌクデ)

韓国語では「늑대(neukdae/ヌクデ)」と表します。孤独や野性を象徴する比喩表現として文学や歌詞に登場します。

フランス語:loup(ルー)

フランス語では「loup(ルー)」と呼ばれます。寓話『赤ずきん』の「大きな悪い狼(grand méchant loup)」で有名です。

スペイン語:lobo(ロボ)

スペイン語では「lobo(ロボ)」と呼ばれます。勇猛さや危険の象徴として用いられます。

ドイツ語:Wolf(ヴォルフ)

ドイツ語では「Wolf(ヴォルフ)」です。ゲルマン神話にも登場し、戦いや死の象徴ともされています。

イタリア語:lupo(ルーポ)

イタリア語では「lupo(ルーポ)」と呼ばれます。ローマ建国神話では「雌狼(lupa)」が双子のロムルスとレムスを育てたと伝えられています。

ロシア語:волк(ヴォルク)

ロシア語では「волк(volk/ヴォルク)」と呼ばれます。スラブ神話や民話で頻繁に登場します。

アラビア語:ذئب(ディブ)

アラビア語では「ذئب(dhiʾb/ディブ)」と呼ばれます。寓話や昔話で狡猾さを象徴します。

ヘブライ語:זאב(ゼエヴ)

ヘブライ語では「זאב(ze’ev/ゼエヴ)」と表します。聖書にも登場し、危険と力の象徴とされます。

タイ語:หมาป่า(マーパー)

タイ語では「หมาป่า(mǎa pàa/マーパー=森の犬)」と表現されます。

ポルトガル語:lobo(ローボ)

ポルトガル語では「lobo(ローボ)」と呼ばれます。スペイン語と同じ語源を持ちます。

ヒンディー語:भेड़िया(ベーディヤー)

ヒンディー語では「भेड़िया(bheṛiyā/ベーディヤー)」と呼ばれます。寓話や昔話に登場します。

インドネシア語:serigala(スリガラ)

インドネシア語では「serigala(スリガラ)」と呼ばれます。民話やアニメ翻訳でも一般的です。

ベトナム語:sói(ソーイ)

ベトナム語では「sói(ソーイ)」と呼ばれます。孤独や野生を象徴する比喩で用いられます。

トルコ語:kurt(クルト)

トルコ語では「kurt(クルト)」と呼ばれ、トルコ神話では民族の祖先を導く神聖な存在とされています。

ペルシャ語:گرگ(ゴルグ)

ペルシャ語では「گرگ(gorg/ゴルグ)」と呼ばれます。文学や詩でもしばしば使われる表現です。

最後に

この記事では、世界各国の「狼」の表現をご紹介しました。「wolf」「loup」「lobo」「волк」「늑대」など、どの言語でも狼は「野生」「力」「孤独」「狡猾さ」の象徴です。

ネーミングに使う場合は「強さ」「野性」「孤高」を表現でき、力強くも神秘的な印象を与えることができます。

\次の言葉を探そう!/

この記事の執筆者
ワーグリ編集部

この記事はワーグリ編集部が企画・執筆・編集を行っております。

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