「春」を表す外国語まとめ。各国の言葉でなんと言う?

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「春(はる)」は、冬の終わりとともに訪れる新しい季節。花が咲き、命が芽吹くこの季節は、再生・希望・喜びを象徴する言葉として、日本だけでなく世界中で愛されています。

この記事では、各国語における「春」の表現と、その文化的ニュアンスを紹介します。

目次

世界各国の「春」の表現まとめ

日本語:春(はる) / 春季(しゅんき) / 春風(はるかぜ)

日本語の「春(はる)」は、季節の名であると同時に「人生の始まり」「恋の季節」として詩や文学で多用されます。「春風(はるかぜ)」や「春うらら」などの表現もあり、穏やかな幸福感を伴います。

英語:spring(スプリング) / vernal season(ヴァーナル・シーズン)

英語では「spring(spring/スプリング)」が一般的で、“跳ねる・芽吹く”という語源を持ちます。 「vernal(ヴァーナル)」はラテン語起源で、詩的な文脈で“春の”を意味します。

中国語:春天(チュンティエン) / 春季(チュンジー)

中国語では「春天(chūntiān/チュンティエン)」が最も一般的な“春”で、「春季(chūnjì/チュンジー)」はよりフォーマルな表現。 詩では「春风(chūnfēng/春の風)」が幸福や新生の象徴です。

韓国語:봄(ポム)

韓国語では「봄(bom/ポム)」が春。 「봄바람(春風)」「봄날(春の日)」など、優しさや恋の始まりを表す言葉として多用されます。

フランス語:printemps(プランタン)

フランス語の「printemps(printemps/プランタン)」は、“最初の時間”を意味するラテン語が語源。 詩や香水の名前にも多く使われ、若さと再生の象徴です。

スペイン語:primavera(プリマベーラ)

スペイン語の「primavera(primavera/プリマベーラ)」は、“最初の緑”という意味。 ヴィヴァルディの『La Primavera(春)』でも有名で、生命の息吹と希望を表します。

ドイツ語:Frühling(フリューリング)

ドイツ語では「Frühling(Frühling/フリューリング)」が春。 語源の「früh」は“早い”を意味し、長い冬の後に訪れる明るさを感じさせます。

イタリア語:primavera(プリマヴェーラ)

イタリア語でも「primavera(primavera/プリマヴェーラ)」が春。 芸術や音楽では“愛の季節”として描かれ、絵画『ラ・プリマヴェーラ(春)』が象徴的です。

ロシア語:весна(ヴェスナー)

ロシア語では「весна(vesna/ヴェスナー)」が春。 厳しい冬を越えた喜びの象徴であり、文学や音楽では再生と希望を表します。

アラビア語:الربيع(アル・ラビーア)

アラビア語では「الربيع(al-rabī‘/アル・ラビーア)」が春。 イスラム圏では「新しい恵みと慈悲の季節」として祝われます。

ヘブライ語:אביב(アヴィヴ)

ヘブライ語の「אביב(aviv/アヴィヴ)」は“穀物の芽吹く時期”を意味し、「テル・アヴィヴ(春の丘)」の地名にも使われています。 新生と出発の象徴です。

タイ語:ฤดูใบไม้ผลิ(ルドゥー・バイマイ・プゥリ)

タイ語では「ฤดูใบไม้ผลิ(rʉ́duu bai mái phli/ルドゥー・バイマイ・プゥリ)」が春。 直訳で“木の葉が芽吹く季節”を意味し、生命と再生の象徴です。

ポルトガル語:primavera(プリマヴェーラ)

ポルトガル語でも「primavera(primavera/プリマヴェーラ)」が春。 詩や音楽で「esperança(希望)」や「renascimento(再生)」と結びつけられます。

ヒンディー語:वसंत(ヴァサント) / बसंत ऋतु(バサント・リトゥ)

ヒンディー語では「वसंत(vasant/ヴァサント)」が春、「बसंत ऋतु(basant ṛtu/バサント・リトゥ)」が正式名称。 ホーリー祭など、色彩と喜びを象徴する季節です。

インドネシア語:musim semi(ムスィム・スミ)

インドネシア語では「musim semi(musim semi/ムスィム・スミ)」が春。 熱帯地域では明確な四季はないものの、再生や始まりの象徴として詩や歌に使われます。

ベトナム語:mùa xuân(ムア・スアン)

ベトナム語では「mùa xuân(mùa xuân/ムア・スアン)」が春。 旧正月「テト(Tết)」の時期に重なり、幸福と繁栄を願う季節です。

トルコ語:ilkbahar(イルクバハル)

トルコ語では「ilkbahar(ilkbahar/イルクバハル)」が春。 直訳すると“最初の春”で、新しい出会いや恋の始まりを象徴します。

ペルシャ語:بهار(バハール)

ペルシャ語の「بهار(bahār/バハール)」は春。 詩や絵画では再生・愛・神秘の象徴であり、「نوروز(ノウルーズ/新年)」と深く結びついています。

最後に

この記事では、世界各国の「春」の表現をご紹介しました。 「spring」「primavera」「printemps」「bahār」など、どの言語でも“再生・希望・命の息吹”を象徴しています。

ネーミングに使う場合、「始まり」「成長」「明るさ」「希望」「愛」などを感じさせるポジティブなテーマに最適です。

\次の言葉を探そう!/

この記事の執筆者
ワーグリ編集部

この記事はワーグリ編集部が企画・執筆・編集を行っております。

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