「うさぎ」は、長い耳と跳ねる姿が特徴の小動物で、日本では月の兎伝説や縁起物としても親しまれています。世界各国でも可愛らしさや素早さを象徴する動物として、さまざまな呼び方があります。
この記事では、各国語における「うさぎ」の表現をまとめました。
世界各国の「うさぎ」の表現まとめ
日本語:うさぎ / 兎(うさぎ)
日本語では「うさぎ」または「兎(うさぎ)」と呼ばれます。月に棲む兎の伝説があり、餅つきと結びつけられることが多いです。
英語:rabbit(ラビット) / hare(ヘア) / bunny(バニー)
英語では「rabbit(ラビット)」が一般的です。「hare(ヘア)」は野うさぎを指します。「bunny(バニー)」は子供や愛称としてよく使われる表現です。
中国語:兔子(トゥーズ)
中国語では「兔子(tùzi/トゥーズ)」と呼ばれます。中秋節の月兎伝説にも登場する、親しみある動物です。
韓国語:토끼(トッキ)
韓国語では「토끼(tokki/トッキ)」と呼ばれます。民話や子供の歌にも登場し、身近で愛らしい存在です。
フランス語:lapin(ラパン)
フランス語では「lapin(ラパン)」が使われます。食材としてのイメージもありますが、キャラクターとしても親しまれています。
スペイン語:conejo(コネホ)
スペイン語では「conejo(コネホ)」と呼ばれます。ラテン文化でも繁栄や豊穣の象徴として扱われます。
ドイツ語:Kaninchen(カニンヒェン) / Hase(ハーゼ)
ドイツ語では「Kaninchen(カニンヒェン=飼いうさぎ)」が一般的です。「Hase(ハーゼ=野うさぎ)」は野生種を指します。
イタリア語:coniglio(コニーリョ)
イタリア語では「coniglio(コニーリョ)」と呼ばれます。料理や寓話にも登場する身近な動物です。
ロシア語:кролик(クロリク) / заяц(ザヤツ)
ロシア語では「кролик(krolik/クロリク=飼いうさぎ)」と「заяц(zayats/ザヤツ=野うさぎ)」が使い分けられます。
アラビア語:أرنب(アルナブ)
アラビア語では「أرنب(’arnab/アルナブ)」と呼ばれます。寓話やことわざにも登場します。
ヘブライ語:ארנב(アルナヴ)
ヘブライ語では「ארנב(arnav/アルナヴ)」と呼ばれます。アラビア語と語源的に近い表現です。
タイ語:กระต่าย(クラターイ)
タイ語では「กระต่าย(kratāy/クラターイ)」と呼ばれ、民話や十二支の動物のひとつとして親しまれています。
ポルトガル語:coelho(クエーリョ)
ポルトガル語では「coelho(クエーリョ)」と呼ばれます。イースター(復活祭)の「coelho da Páscoa(復活祭のうさぎ)」として特に有名です。
ヒンディー語:खरगोश(カルゴーシュ)
ヒンディー語では「खरगोश(khargosh/カルゴーシュ)」と呼ばれ、童話や寓話で身近な動物として登場します。
インドネシア語:kelinci(クリンチ)
インドネシア語では「kelinci(クリンチ)」と呼ばれます。日常語として広く使われています。
ベトナム語:thỏ(トー)
ベトナム語では「thỏ(トー)」と呼ばれます。中国文化の影響を受け、月の兎伝説にもつながっています。
トルコ語:tavşan(タヴシャン)
トルコ語では「tavşan(タヴシャン)」と呼ばれます。ことわざにも登場し、素早さや臆病さの象徴です。
ペルシャ語:خرگوش(ハルグーシュ)
ペルシャ語では「خرگوش(khargush/ハルグーシュ)」と呼ばれ、ヒンディー語の「खरगोश」と同源の言葉です。
最後に
この記事では、世界各国の言語での「うさぎ」の表現をご紹介しました。「rabbit」「lapin」「conejo」「coelho」「tavşan」など、それぞれの言語で響きが異なり、文化的背景も豊かです。
ネーミングに使う場合は、愛らしさ・跳ねる軽快さ・月や神話のイメージを組み合わせることで、魅力的な表現が生まれます。
コメント