「うんち」は、生きている証として誰にとっても身近な存在です。日常語・幼児語・医学用語・婉曲表現など、多くの言い換えが存在し、各国語でも文化や価値観に応じた多彩な呼び名があります。
世界各国の「うんち」の表現まとめ
日本語:うんち / 便(べん) / 排泄物(はいせつぶつ)
「うんち」は幼児語・日常語として最も一般的です。「便」は医学的・客観的な表現で、「排泄物」は説明的かつやや硬い言い回しです。
英語:poop(プープ) / poopoo(プープー) / feces(フィーシーズ)
「poop」は日常的でカジュアルな表現です。「poopoo」は幼児向けの言い方。「feces」は医学・科学分野で使われます。
フランス語:caca(カカ) / excréments(エクスクレマン)
「caca」は子ども向けの非常に一般的な言葉です。「excréments」は正式・医学的な表現です。
スペイン語:caca(カカ) / heces(エセス)
「caca」は幼児語として広く使われます。「heces」は医学・公的文脈で使われる語です。
イタリア語:cacca(カッカ) / feci(フェーチ)
「cacca」は子ども向けのやわらかい言い方です。「feci」は医学的・正式な表現です。
ドイツ語:Kacke(カッケ) / Kot(コート)
「Kacke」は口語的でやや乱暴な表現です。「Kot」は医学・動物学などで使われます。
中国語:大便(ダービエン) / 粪便(フェンビエン)
「大便」は一般的な表現です。「粪便」は医学・公的な文脈で用いられます。
韓国語:똥(トン) / 대변(テビョン)
「똥」は日常的・幼児語寄りの表現です。「대변」は医学的・正式な言い方です。
ロシア語:какашка(カカーシカ) / фекалии(フェカーリイ)
「какашка」は子ども向け・口語的な表現です。「фекалии」は医学用語です。
ポルトガル語:cocô(ココ) / fezes(フェーゼス)
「cocô」は幼児語として親しまれています。「fezes」は医学・公的な表現です。
トルコ語:kaka(カカ) / dışkı(ドゥシュク)
「kaka」は子ども向けの言い方です。「dışkı」は正式・医学的な表現です。
アラビア語:براز(ブラズ) / غائط(ガーイト)
「براز」は一般的な医学用語です。「غائط」はやや古風で書き言葉寄りの表現です。
スウェーデン語:bajs(バイス) / avföring(アヴフェーリング)
「bajs」は日常的・子ども向けの言い方です。「avföring」は医学・説明的な表現です。
最後に
うんちは、どの文化でも避けられない日常の一部です。poop、caca、똥――言い方は違っても、「生きていること」「健康状態」を示す重要なサインとして共通しています。言葉を比べると、その国の感覚や距離感まで見えてきます。



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