「マシュマロ」は、砂糖・卵白・ゼラチンなどを使って作られる、柔らかく甘い菓子です。日本ではバレンタインやアウトドアの「焼きマシュマロ」としても定番になっています。
もともとは薬用植物の「ウスベニタチアオイ(marshmallow plant)」の根を使った菓子が起源で、現在では世界中で子どもから大人まで人気のお菓子です。
この記事では、様々な国と文化で使われる「マシュマロ」の表現をご紹介します。
- 世界の『マシュマロ』の表現を一挙紹介します
世界各国の「マシュマロ」の表現まとめ
日本語:マシュマロ
日本語では「マシュマロ」と呼ばれます。特に「ホワイトデーのお返し」として定着しており、文化的な意味合いも持つお菓子です。
英語:marshmallow(マーシュマロウ)
英語では「marshmallow(マーシュマロウ)」と呼ばれます。語源は湿地に育つ植物「marsh mallow(ウスベニタチアオイ)」に由来します。
中国語:棉花糖(ミエンホアタン)
中国語では「棉花糖(miánhuātáng/ミエンホアタン=綿の砂糖)」と呼ばれます。日本語でいう「わたあめ」と混同されやすいですが、マシュマロを指す場合もあります。
韓国語:마시멜로(マシメルロ)
韓国語では「마시멜로(masimello/マシメルロ)」と呼ばれます。英語の marshmallow に由来する外来語で、そのままの響きです。
フランス語:guimauve(ギモーヴ)
フランス語では「guimauve(ギモーヴ)」と呼ばれます。かつては薬草を使った菓子を指し、現在は柔らかいマシュマロ菓子全般を意味します。高級パティスリーでも人気です。
スペイン語:malvavisco(マルバビスコ)
スペイン語では「malvavisco(マルバビスコ)」と呼ばれます。これは marshmallow の植物名に由来し、お菓子としてもこの名前が使われています。
ドイツ語:Marshmallow(マシュマロ) / Schaumzucker(シャウムツッカー)
ドイツ語では外来語として「Marshmallow」が広く使われますが、伝統的には「Schaumzucker(泡の砂糖)」とも呼ばれます。
イタリア語:marshmallow(マシュマロ)
イタリア語でも「marshmallow」が一般的です。菓子店やスーパーではそのままの名前で販売されています。
ロシア語:зефир(ズィフィール)
ロシア語では「зефир(zefir/ズィフィール)」がマシュマロに近いお菓子を指します。果実ピューレと卵白を使った柔らかい伝統菓子で、見た目や食感がマシュマロに似ています。
アラビア語:مارشميلو(マーシュミーロ)
アラビア語では「مارشميلو(mārshmīlū/マーシュミーロ)」と呼ばれます。英語由来の外来語として普及しています。
ヘブライ語:מרשמלו(マルシュメロ)
ヘブライ語でも「מרשמלו(marshmelo/マルシュメロ)」と呼ばれ、輸入菓子としてそのまま定着しています。
タイ語:มาร์ชเมลโล่(マーチメロー)
タイ語では「มาร์ชเมลโล่(māchmellô/マーチメロー)」と呼ばれ、若者を中心に広く普及しています。
最後に
この記事では、世界各国の言語での「マシュマロ」の表現をご紹介しました。
「marshmallow」「guimauve」「malvavisco」など、呼び名は多様ですが、共通して「ふんわりとした甘い菓子」というイメージを持っています。
世界の呼び名を知ると、日常のお菓子としてのマシュマロが、より奥深い歴史と文化を持つことを実感できるでしょう。
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