「馬」を表す外国語まとめ。各国の言葉でなんと言う?

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「馬(うま)」は、人とともに文明を築いてきた動物の一つ。 交通手段、農耕、戦、祭礼などあらゆる場面で重要な存在でした。 その俊敏さと美しさから、自由や気高さを象徴する動物として多くの神話や文学にも登場します。

目次

世界各国の「馬」の表現まとめ

日本語:馬(うま) / 駿馬(しゅんめ)

日本語の「馬(うま)」は、古くから力・忠誠・富の象徴。 「駿馬(しゅんめ)」は特に“足の速い名馬”を意味します。 神話の白馬(しろうま)は吉兆を示す存在として神社にも奉納されます。

英語:horse(ホース) / steed(スティード)

英語では「horse(horse/ホース)」が一般的な馬。 「steed(steed/スティード)」は詩的・古風な表現で、“戦場を駆ける馬”を意味します。 “wild horse(野生の馬)”は自由の象徴です。

フランス語:cheval(シュヴァル) / destrier(デストリエ)

フランス語の「cheval(cheval/シュヴァル)」は馬。 「destrier(destrier/デストリエ)」は中世の騎士の戦馬を指します。 「chevalier(シュヴァリエ)」=“騎士”も同語源です。

スペイン語:caballo(カバージョ) / corcel(コルセル)

スペイン語では「caballo(caballo/カバージョ)」が馬。 「corcel(corcel/コルセル)」は詩的な“勇敢な戦馬”を表す語。 “Caballo de batalla(戦いの馬)”は“得意分野”の比喩にも使われます。

イタリア語:cavallo(カヴァッロ) / destriero(デストリエロ)

イタリア語では「cavallo(cavallo/カヴァッロ)」が馬。 「destriero(destriero/デストリエロ)」は騎士が乗る高貴な馬を意味します。 “cavalleria(騎士道)”の語源にもなっています。

ドイツ語:Pferd(フェアト) / Ross(ロス)

ドイツ語では「Pferd(Pferd/フェアト)」が馬。 「Ross(Ross/ロス)」は詩的・古語的で、“高貴な馬”を意味します。 “das edle Ross(気高い馬)”という表現は文学でよく使われます。

中国語:马(マー) / 骏马(ジュンマー)

中国語では「马(mǎ/マー)」が馬。 「骏马(jùnmǎ/ジュンマー)」は“俊足の名馬”。 古代では皇帝権力と軍事力の象徴で、“天马行空(自由奔放)”という成語もあります。

韓国語:말(マル) / 준마(チュンマ)

韓国語では「말(mal/マル)」が馬。 「준마(junma/チュンマ)」は“名馬・駿馬”を意味します。 比喩的に“速くて強い存在”としても使われます。

ロシア語:лошадь(ロシャチ) / конь(コン)

ロシア語では「лошадь(loshad’/ロシャチ)」が一般的な馬。 「конь(kon’/コン)」は詩的・男性的な響きを持つ語で、英雄の馬を指します。 “Конь свободы(自由の馬)”という詩句も有名です。

ポルトガル語:cavalo(カヴァーロ)

ポルトガル語では「cavalo(cavalo/カヴァーロ)」が馬。 「cavalheiro(カヴァリェイロ)」=紳士・騎士も同語源。 力強さと優雅さを併せ持つ象徴として描かれます。

トルコ語:at(アト) / tay(タイ)

トルコ語では「at(at/アト)」が馬。 「tay(tay/タイ)」は仔馬。 古くから草原の民にとって神聖な存在で、“özgürlük atı(自由の馬)”という表現もあります。

アラビア語:حصان(ヒサーン) / فرس(ファラス)

アラビア語では「حصان(ḥiṣān/ヒサーン)」が馬。 「فرس(faras/ファラス)」も同義で、詩では“高貴な駿馬”として使われます。 アラブ馬は世界的に名高く、“جواد نبيل(ジョワード・ナビール)=高貴な馬”と呼ばれます。

ヒンディー語:घोड़ा(ゴーダー)

ヒンディー語では「घोड़ा(ghoṛā/ゴーダー)」が馬。 インド神話では太陽神スーリヤが“七頭の馬”に乗って天空を駆けるとされます。 勇気・スピード・力の象徴です。

インドネシア語:kuda(クダ)

インドネシア語では「kuda(kuda/クダ)」が馬。 “kuda laut(クダ・ラウト)”=“海馬(タツノオトシゴ)”のように複合語にも使われます。

ベトナム語:ngựa(グア)

ベトナム語では「ngựa(ngựa/グア)」が馬。 旧暦の干支でも“午(うま)年=năm Ngọ(ナム・ゴー)”として親しまれます。

ペルシャ語:اسب(アスプ)

ペルシャ語では「اسب(asb/アスプ)」が馬。 古代ペルシャでは王の象徴であり、詩や神話では“忠誠と栄光の伴侶”として語られます。

最後に

この記事では、世界各国の「馬」の表現をご紹介しました。 「horse」「cheval」「caballo」「Pferd」「马」「말」「حصان」「घोड़ा」など、 どの言語でも“力・自由・誇り・魂の象徴”として描かれます。

ネーミングとしては、「蒼き駿馬」「Wind Horse」「魂の駆ける道」など、 スピード・自由・高貴さをテーマにした表現と相性が良い言葉です。

\次の言葉を探そう!/

この記事の執筆者
ワーグリ編集部

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