「犬」を表す外国語まとめ。各国の言葉でなんと言う?

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「犬(いぬ)」は、人間と最も古くから共に生きてきた動物の一つで、忠実さ・友情・勇気・愛情を象徴します。 世界中で愛され、神話やことわざにも多く登場する存在です。

この記事では、各国語における「犬」の表現と文化的なニュアンスを紹介します。

目次

世界各国の「犬」の表現まとめ

日本語:犬(いぬ) / ワンコ

日本語の「犬(いぬ)」は古語「いぬる(去ぬ)」が語源とされ、古くから人と共に暮らしてきた動物です。 愛称として「ワンコ」「わんちゃん」なども使われ、家族の一員として親しまれています。

英語:dog(ドッグ) / puppy(パピー) / hound(ハウンド)

英語では「dog(ドッグ)」が一般的、「puppy(パピー)」は子犬、「hound(ハウンド)」は狩猟犬を意味します。 「man’s best friend(人類の親友)」という表現は、犬を象徴する名言として広く知られています。

中国語:狗(ゴウ) / 犬(チュエン)

中国語では「狗(gǒu/ゴウ)」が一般的な犬の呼び方で、「犬(quǎn/チュエン)」は文語的な表現。 干支の「戌(xū)」にも見られるように、忠誠と守護の象徴として古くから大切にされてきました。

韓国語:개(ケ) / 강아지(カンアジ)

韓国語では「개(gae/ケ)」が犬、「강아지(gangaji/カンアジ)」が子犬。 「충성(忠誠)」や「우정(友情)」を象徴し、物語でも人間に寄り添う存在として登場します。

フランス語:chien(シアン) / chienne(シエンヌ)

フランス語では「chien(chien/シアン)」がオス犬、「chienne(chienne/シエンヌ)」がメス犬。 「fidèle comme un chien(犬のように忠実)」という表現があり、忠誠心の象徴とされています。

スペイン語:perro(ペロ) / perrita(ペリータ)

スペイン語では「perro(perro/ペロ)」が犬、「perrita(perrita/ペリータ)」が愛称形で“小さくてかわいい犬”を意味します。 ラテン文化では愛情深く、家族の一員として扱われます。

ドイツ語:Hund(フント) / Hündchen(ヒュントヒェン)

ドイツ語では「Hund(Hund/フント)」が犬、「Hündchen(Hündchen/ヒュントヒェン)」が子犬。 忠実・勇敢・誠実の象徴として、軍や警察犬の文化も発達しています。

イタリア語:cane(カーネ) / cagnolino(カニョリーノ)

イタリア語では「cane(cane/カーネ)」が犬、「cagnolino(cagnolino/カニョリーノ)」が子犬や愛称。 「fedele come un cane(犬のように忠実)」という表現があり、友情と信頼の象徴です。

ロシア語:собака(サバーカ) / пёс(ピョース) / щенок(シノーク)

ロシア語では「собака(sobaka/サバーカ)」が一般的な犬、「пёс(pyos/ピョース)」が雄犬、「щенок(shchenok/シノーク)」が子犬。 ロシア文学では忠義と孤独の象徴として登場します。

アラビア語:كلب(カルブ) / جرو(ジャルウ)

アラビア語では「كلب(kalb/カルブ)」が犬、「جرو(jarw/ジャルウ)」が子犬。 古代では守護と警戒の象徴であり、遊牧民文化では忠誠の象徴でもあります。

ヘブライ語:כלב(ケレヴ) / גור(グール)

ヘブライ語では「כלב(kelev/ケレヴ)」が犬、「גור(gur/グール)」が子犬。 聖書では忠実な従者の象徴として描かれています。

タイ語:สุนัข(スナック) / หมาน้อย(マー・ノーイ)

タイ語では「สุนัข(sunak/スナック)」が正式な犬の呼び方、「หมา(mǎa/マー)」が口語、「หมาน้อย(mǎa noi/マー・ノーイ)」が“小さな犬”。 仏教的には慈悲と忠誠の象徴です。

ポルトガル語:cão(カオン) / cachorro(カショーホ)

ポルトガル語では「cão(cão/カオン)」が犬、「cachorro(cachorro/カショーホ)」が子犬。 ブラジルでは「cachorro」の方が一般的に使われます。

ヒンディー語:कुत्ता(クッター) / पिल्ला(ピッラー)

ヒンディー語では「कुत्ता(kuttā/クッター)」が犬、「पिल्ला(pillā/ピッラー)」が子犬。 友情や警戒の象徴として多くの民話にも登場します。

インドネシア語:anjing(アンジン) / anak anjing(アナッ・アンジン)

インドネシア語では「anjing(anjing/アンジン)」が犬、「anak anjing(子犬)」がパピー。 愛される一方で宗教的に神聖視されない地域もあり、文化的な立場が分かれます。

ベトナム語:chó(チョー) / chó con(チョー・コン)

ベトナム語では「chó(chó/チョー)」が犬、「chó con(子犬)」がパピー。 幸運の象徴でもあり、家の守り神として門前に犬の像を置く風習もあります。

トルコ語:köpek(キョペック) / yavru köpek(ヤブル・キョペック)

トルコ語では「köpek(köpek/キョペック)」が犬、「yavru köpek(子犬)」がパピー。 忠実で勇敢な存在として、家族や農場の守護者を象徴します。

ペルシャ語:سگ(サグ) / توله سگ(トゥーレ・サグ)

ペルシャ語では「سگ(sag/サグ)」が犬、「توله سگ(tooleh sag/トゥーレ・サグ)」が子犬。 詩では忠誠や誠実の象徴とされ、「دل سگ(犬の心)」という表現が誠実な心を意味します。

最後に

この記事では、世界各国の「犬」の表現をご紹介しました。 「dog」「chien」「perro」「狗」「개」など、どの言語でも“忠誠・友情・愛情・守護”を象徴する存在です。

ネーミングに使う場合、「忠実」「安心」「優しさ」「守り」「家族」といった温かい印象を与える言葉として最適です。

\次の言葉を探そう!/

この記事の執筆者
ワーグリ編集部

この記事はワーグリ編集部が企画・執筆・編集を行っております。

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