「鬼」を表す外国語まとめ。各国の言葉でなんと言う?

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「鬼(おに)」は、日本の伝統文化や民話に登場する存在で、角を持ち、怪力を誇る妖怪として知られています。恐怖や災厄の象徴であると同時に、守護的な側面や畏敬の対象にもなります。

この記事では、各国語における「鬼」の表現をまとめました。

目次

世界各国の「鬼」の表現まとめ

日本語:鬼(おに)

日本語の「鬼(おに)」は、恐ろしい妖怪・魔物を指し、節分の「鬼は外!」などでも広く知られています。現代では「鬼強い」「仕事の鬼」など比喩的にも使われます。

英語:demon(ディーモン) / ogre(オウガ) / devil(デビル)

英語では「demon(ディーモン=悪魔、鬼)」「ogre(オウガ=怪物、食人鬼)」「devil(デビル=悪魔、鬼)」など複数の訳があり、文脈によって使い分けられます。

中国語:鬼(グイ) / 妖魔(ヤオマー)

中国語では「鬼(guǐ/グイ=幽霊・鬼)」が基本で、「妖魔(yāomó/ヤオマー=妖怪や魔物)」も鬼に近い意味で使われます。

韓国語:귀신(クィシン) / 도깨비(トッケビ)

韓国語では「귀신(gwishin/クィシン=幽霊、鬼)」が一般的ですが、日本の鬼に近い存在として「도깨비(dokkaebi/トッケビ=妖怪、精霊)」が使われます。

フランス語:démon(デモン) / ogre(オーグル)

フランス語では「démon(デモン=悪魔、鬼)」や「ogre(オーグル=怪物、食人鬼)」が使われます。

スペイン語:demonio(デモニオ) / ogro(オグロ)

スペイン語では「demonio(デモニオ=悪魔、鬼)」が一般的で、「ogro(オグロ=人食い鬼、怪物)」も使われます。

ドイツ語:Dämon(デーモン) / Oger(オーガー)

ドイツ語では「Dämon(デーモン=悪魔、鬼)」や「Oger(オーガー=食人鬼)」が用いられます。

イタリア語:demone(デモネ) / orco(オルコ)

イタリア語では「demone(デモネ=悪魔、鬼)」が一般的で、「orco(オルコ=人食い鬼、怪物)」という表現もあります。

ロシア語:демон(ジェーモン) / огр(オグル)

ロシア語では「демон(demon/ジェーモン=悪魔、鬼)」が一般的で、英語からの借用語「огр(ogr/オグル=オーガ)」も使われます。

アラビア語:شيطان(シャイターン) / عفريت(イフリート)

アラビア語では「شيطان(shayṭān/シャイターン=悪魔、鬼)」が一般的で、「عفريت(ʿifrīt/イフリート=精霊、魔物)」も使われます。

ヘブライ語:שד(シェド) / דמון(デーモン)

ヘブライ語では「שד(shed/シェド=鬼、悪霊)」や「דמון(demon/デーモン=悪魔)」が用いられます。

タイ語:ปีศาจ(ピーサート) / ยักษ์(ヤック)

タイ語では「ปีศาจ(phīsāt/ピーサート=悪魔、鬼)」や「ยักษ์(yak/ヤック=巨人鬼、怪物)」が使われます。

ポルトガル語:demônio(デモニオ) / ogro(オグロ)

ポルトガル語では「demônio(デモニオ=悪魔、鬼)」が一般的で、「ogro(オグロ=食人鬼)」も使われます。

ヒンディー語:राक्षस(ラークシャス) / दानव(ダーナヴ)

ヒンディー語では「राक्षस(rākṣasa/ラークシャス=鬼、悪魔)」や「दानव(dānava/ダーナヴ=魔族)」が伝統的に使われます。

インドネシア語:iblis(イブリス) / raksasa(ラクササ)

インドネシア語では「iblis(イブリス=悪魔、鬼)」が一般的で、「raksasa(ラクササ=巨人鬼)」も神話由来で使われます。

ベトナム語:quỷ(クイ) / ác quỷ(アク クイ)

ベトナム語では「quỷ(quỷ/クイ=鬼)」が基本で、「ác quỷ(アク クイ=悪鬼、悪魔)」も広く用いられます。

トルコ語:şeytan(シェイタン) / canavar(ジャナヴァル)

トルコ語では「şeytan(シェイタン=悪魔、鬼)」が一般的で、「canavar(ジャナヴァル=怪物、鬼)」も使われます。

ペルシャ語:شیطان(シェイターン) / دیو(ディーヴ)

ペルシャ語では「شیطان(shayṭān/シェイターン=悪魔)」が使われ、「دیو(dīv/ディーヴ=鬼、巨人)」は神話や文学に登場する伝統的な表現です。

最後に

この記事では、世界各国の「鬼」の表現をご紹介しました。「demon」「ogre」「rākṣasa」「quỷ」など、各文化で恐怖・力・超自然を象徴する存在として描かれています。

ネーミングに使う場合は「畏怖」「強大な力」「異世界的存在」を象徴し、迫力と神秘性を持つ言葉として活用できます。

\次の言葉を探そう!/

この記事の執筆者
ワーグリ編集部

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