「居場所」は、身体的に存在できる空間であると同時に、心が安心していられる拠り所や、役割・帰属を感じられる場を意味します。
家・職場・仲間・居心地といった要素と結びつき、現代では「自分らしくいられる場所」「受け入れられる空間」という心理的な意味合いでも用いられます。各言語では「場所」「帰属」「居心地」「拠点」といった側面から表現されます。
本記事では世界各国の言葉での「居場所」の表現を紹介します。
世界各国の「居場所」の表現まとめ
日本語:居場所(いばしょ) / 居心地のよい場所(いごこちのよいばしょ)
「居場所」は物理的・心理的に「自分がいてよい場所」を指します。「居心地のよい場所」は安心感や快適さを強調した表現です。
英語:place to belong(プレイス・トゥ・ビロング) / safe place(セーフ・プレイス)
「place to belong」は帰属意識を感じられる居場所を表します。「safe place」は安心していられる場所という意味です。
フランス語:lieu où l’on se sent chez soi(リュー・ウ・ロン・ス・サン・シェ・ソワ) / refuge(ルフュージュ)
「lieu où l’on se sent chez soi」は「自分の家のように感じられる場所」という表現です。「refuge」は心の拠り所・避難所のニュアンスを持ちます。
スペイン語:lugar donde pertenezco(ルガール・ドンデ・ペルテネスコ) / refugio(レフヒオ)
「lugar donde pertenezco」は帰属できる場所を意味します。「refugio」は守られる居場所・心の避難所を指します。
イタリア語:posto dove sentirsi a casa(ポスト・ドーヴェ・センティルシ・ア・カーザ) / rifugio(リフージョ)
「posto dove sentirsi a casa」は「家のように感じられる場所」です。「rifugio」は心を休められる居場所を表します。
ドイツ語:Ort, an dem man sich zu Hause fühlt(オルト・アン・デム・マン・ズィッヒ・ツー・ハウゼ・フュールト) / Zufluchtsort(ツーフルフツオルト)
「Ort, an dem man sich zu Hause fühlt」は「自分の家のように感じる場所」です。「Zufluchtsort」は避難所・心の拠り所を意味します。
中国語:归属之地(グイシュ・ジー・ディー) / 安身之处(アンシェン・ジー・チュー)
「归属之地」は帰属できる場所を意味します。「安身之处」は身を置いて安心できる居場所を指します。
韓国語:내가 속할 곳(ネガ・ソカル・コッ) / 안식처(アンシクチョ)
「내가 속할 곳」は「自分が属する場所」という意味です。「안식처」は心が休まる居場所・拠り所を表します。
ロシア語:место, где я свой(ミェースタ・グジェ・ヤ・スヴォイ) / убежище(ウベージシチェ)
「место, где я свой」は「自分が受け入れられる場所」という意味です。「убежище」は避難所・心の拠り所を表します。
ポルトガル語:lugar onde pertenço(ルガール・オンジ・ペルテンソ) / refúgio(ヘフージオ)
「lugar onde pertenço」は帰属できる場所を意味します。「refúgio」は安心できる居場所・避難所のニュアンスです。
トルコ語:ait olduğum yer(アイト・オルドゥウム・イェル) / sığınak(スウグナク)
「ait olduğum yer」は「自分が属する場所」を意味します。「sığınak」は守られる居場所・避難所を指します。
アラビア語:مكان أنتمي إليه(マカーン・アンタミー・イライヒ) / ملاذ(マラーズ)
「مكان أنتمي إليه」は「自分が属する場所」という意味です。「ملاذ」は心の拠り所・避難所を表します。
スウェーデン語:plats där jag hör hemma(プラッツ・デール・ヤーグ・ホール・ヘンマ) / tillflykt(ティルフリュクト)
「plats där jag hör hemma」は「自分の居場所」を表す表現です。「tillflykt」は心を休められる拠り所を意味します。
最後に
居場所とは、単なる空間ではなく、「自分でいられること」が許される場です。place to belong、归属之地、내가 속할 곳――どの言語でも、居場所は「安心」「受容」「帰属」と結びついて語られてきました。「居場所」という言葉は、人が孤独を越え、つながりを求め続けてきた心の歴史そのものです。



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