「龍」は、東洋を中心に神話・伝承・芸術の中で語られてきた神聖な存在で、天・水・雲・雷を司る霊獣として崇められてきました。
力・知恵・守護・繁栄の象徴であり、王権や神性、自然の畏怖を体現する存在として、多くの文化に影響を与えています。
各言語では「ドラゴン」という共通概念のもと、神話性・威厳・象徴性の違いによって表現されます。
本記事では世界各国の言葉での「龍」の表現を紹介します。
世界各国の「龍」の表現まとめ
日本語:龍(りゅう) / 竜(りゅう)
「龍」は霊性や威厳を強調する字です。「竜」は略字で、一般的な表記として広く用いられます。
英語:dragon(ドラゴン) / oriental dragon(オリエンタル・ドラゴン)
「dragon」は龍・ドラゴンの総称です。「oriental dragon」は東洋的な、神聖で守護的な龍を指す表現です。
フランス語:dragon(ドラゴン) / dragon oriental(ドラゴン・オリエンタル)
「dragon」は一般的な呼称です。「dragon oriental」は東洋の龍を区別して表します。
スペイン語:dragón(ドラゴン) / dragón oriental(ドラゴン・オリエンタル)
「dragón」は龍・ドラゴンの標準語です。「dragón oriental」は東洋的な龍を指します。
イタリア語:drago(ドラゴ) / drago orientale(ドラゴ・オリエンターレ)
「drago」は龍・ドラゴンを意味します。「drago orientale」は東洋の龍を区別する言い方です。
ドイツ語:Drache(ドラッヘ) / orientalischer Drache(オリエンタリッシャー・ドラッヘ)
「Drache」は龍・ドラゴンの一般名です。「orientalischer Drache」は東洋的な龍を示します。
中国語:龙(ロン) / 神龙(シェンロン)
「龙」は龍を表す基本語です。「神龙」は神聖で超越的な龍を意味します。
韓国語:용(ヨン) / 신룡(シンリョン)
「용」は龍の一般的な呼び名です。「신룡」は神聖な龍を指します。
ロシア語:дракон(ドラコン) / восточный дракон(ヴァストーチヌィ・ドラコン)
「дракон」は龍・ドラゴンを意味します。「восточный дракон」は東洋の龍を区別して表します。
ポルトガル語:dragão(ドラガォン) / dragão oriental(ドラガォン・オリエンタウ)
「dragão」は龍・ドラゴンの一般語です。「dragão oriental」は東洋的な龍を指します。
トルコ語:ejderha(エジデルハ) / doğu ejderhası(ドウ・エジデルハス)
「ejderha」は龍・ドラゴンを意味します。「doğu ejderhası」は東洋の龍を指す表現です。
アラビア語:تنين(タニーン) / التنين الشرقي(アッ=タニーン・アッ=シャルキ)
「تنين」は龍・ドラゴンを意味します。「التنين الشرقي」は東洋の龍を指します。
スウェーデン語:drake(ドラケ) / österländsk drake(エステルレンドスク・ドラケ)
「drake」は龍・ドラゴンの一般語です。「österländsk drake」は東洋の龍を指す表現です。
最後に
龍は、力と知恵、自然と神性を同時に象徴する存在です。dragon、龙、용――どの言語でも、龍は「畏敬」「守護」「超越」と結びついて語られてきました。「龍」という言葉は、人が自然の大いなる力に意味を与え、物語として受け継いできた精神の結晶です。



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