「牛」を表す外国語まとめ。各国の言葉でなんと言う?

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「牛」は、人類の生活と深く結びついてきた家畜であり、食・農耕・信仰・富の象徴として世界各地で重要な役割を担ってきました。言語ごとに、家畜としての牛、神聖視される牛、比喩的な意味合いなど、ニュアンスの違いが表れます。

目次

世界各国の「牛」の表現まとめ

日本語:牛(うし) / 和牛(わぎゅう)

「牛」は一般的な呼び名です。「和牛」は日本固有の品種・ブランドを指し、食文化と強く結びついた言葉です。

英語:cow(カウ) / cattle(キャトル) / ox(オックス)

「cow」は主に雌牛を指します。「cattle」は牛の群れや家畜としての牛全体を表します。「ox」は去勢された雄牛で、労働用の意味合いがあります。

フランス語:vache(ヴァッシュ) / bœuf(ブフ)

「vache」は雌牛を指します。「bœuf」は雄牛や牛肉の意味を持ち、食文化と密接に関係しています。

スペイン語:vaca(バカ) / ganado bovino(ガナード・ボビーノ)

「vaca」は雌牛を意味します。「ganado bovino」は畜産用語で、牛全般を指す正式な表現です。

イタリア語:mucca(ムッカ) / bovino(ボヴィーノ)

「mucca」は日常的な雌牛の呼び名です。「bovino」は牛全体を指すやや専門的な語です。

ドイツ語:Kuh(クー) / Rind(リント)

「Kuh」は雌牛を指します。「Rind」は牛全般や食肉としての牛を表します。

中国語:牛(ニウ) / 黄牛(ホワンニウ)

「牛」は一般的な牛の意味です。「黄牛」は農耕用の牛を指し、勤勉さの象徴としても使われます。

韓国語:소(ソ) / 황소(ファンソ)

「소」は牛全般を指します。「황소」は雄牛を意味し、力強さの象徴として使われます。

ロシア語:корова(カローヴァ) / бык(ブィク)

「корова」は雌牛です。「бык」は雄牛を指し、比喩では力や強気な態度を表します。

ポルトガル語:vaca(ヴァカ) / gado bovino(ガード・ボヴィーノ)

「vaca」は雌牛を指します。「gado bovino」は畜産分野で使われる牛全般の表現です。

トルコ語:inek(イネク) / sığır(スウル)

「inek」は雌牛を指します。「sığır」は牛全体を表す一般的な語です。

アラビア語:بقرة(バカラ) / ثور(サウル)

「بقرة」は雌牛を意味します。「ثور」は雄牛で、宗教・神話的文脈でも使われます。

スウェーデン語:ko(クー) / nötkreatur(ノートクレアトゥール)

「ko」は雌牛を指す日常語です。「nötkreatur」は牛全般を表す正式・集合的な表現です。

最後に

牛は、食料であり、労働力であり、時に神聖な存在でもありました。cow、vache、牛――言語ごとの違いを見ていくと、人類が牛とともに築いてきた歴史や価値観が、そのまま言葉に刻まれていることがわかります。

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この記事の執筆者
ワーグリ編集部

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