「感情」を表す外国語まとめ。各国の言葉でなんと言う?

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「感情(かんじょう)」とは、人が外界の刺激や内面の体験に反応して生じる心の動きのことです。喜び・怒り・悲しみ・恐れ・愛など、あらゆる行動や思考の根底にある重要な概念です。

この記事では、各国語における「感情」の表現をまとめました。

目次

世界各国の「感情」の表現まとめ

日本語:感情(かんじょう) / 気持ち(きもち) / 心(こころ)

日本語では「感情(かんじょう)」が最も一般的な表現で、「気持ち」「心」なども類義語として使われます。「感情を表に出す」「気持ちを伝える」など、日常生活でも頻繁に使われる言葉です。

英語:emotion(イモーション) / feeling(フィーリング) / sentiment(センチメント)

英語では「emotion(イモーション=感情)」が基本的な語で、「feeling(フィーリング=感覚・気持ち)」「sentiment(センチメント=感情・情緒的傾向)」も使われます。心理学・哲学でも重要な概念です。

中国語:情感(チンガン) / 感情(ガンチン) / 心情(シンチン)

中国語では「情感(qínggǎn/チンガン)」「感情(gǎnqíng/ガンチン)」「心情(xīnqíng/シンチン)」など複数の語があり、微妙に使い分けられます。「感情」は対人関係の情愛を、「情感」は感覚的・心理的感受を指すことが多いです。

韓国語:감정(カムジョン) / 기분(キブン) / 마음(マウム)

韓国語では「감정(gamjeong/カムジョン=感情)」が最も近い表現で、「기분(kibun/キブン=気分)」や「마음(maeum/マウム=心)」も文脈によって使い分けられます。

フランス語:émotion(エモシオン) / sentiment(ソンティマン)

フランス語では「émotion(エモシオン=感情)」が基本で、「sentiment(ソンティマン=感情・愛情・思い)」はより長続きする内面的な感覚を表します。

スペイン語:emoción(エモシオン) / sentimiento(センティミエント)

スペイン語では「emoción(エモシオン=感情)」と「sentimiento(センティミエント=感情・心の動き)」がよく使われます。後者は詩や愛の表現に多く見られます。

ドイツ語:Emotion(エモツィオーン) / Gefühl(ゲフュール)

ドイツ語では「Emotion(エモツィオーン=感情)」のほか、「Gefühl(ゲフュール=感覚・気持ち)」が日常的に使われます。哲学や心理学では「Gefühl」が重要な概念として扱われます。

イタリア語:emozione(エモツィオーネ) / sentimento(センティメント)

イタリア語では「emozione(エモツィオーネ=感情)」が基本で、「sentimento(センティメント=感情・愛・思い)」はより詩的で深い意味合いを持ちます。

ロシア語:эмоция(エモーツィヤ) / чувство(チューストヴォ)

ロシア語では「эмоция(emotsiya/エモーツィヤ=感情)」が科学的な文脈で使われ、「чувство(chuvstvo/チューストヴォ=感覚・感情・愛)」はより人間的・文学的な表現に用いられます。

アラビア語:عاطفة(アーティファ) / إحساس(イフサース)

アラビア語では「عاطفة(ʿāṭifah/アーティファ=感情・愛情)」が一般的で、「إحساس(iḥsās/イフサース=感覚・感情)」はより個人的な内面の感じ方を指します。

ヘブライ語:רגש(レゲシュ) / תחושה(トゥフシャー)

ヘブライ語では「רגש(regesh/レゲシュ=感情)」が基本語で、「תחושה(tḥusha/トゥフシャー=感覚・フィーリング)」はより感覚的・身体的なニュアンスを含みます。

タイ語:อารมณ์(アーロム) / ความรู้สึก(クワーム ルー スック)

タイ語では「อารมณ์(ʔārom/アーロム=感情・気分)」が中心で、「ความรู้สึก(khwām rúː sʉ̀k/クワーム ルー スック=感覚・感じ)」もよく使われます。

ポルトガル語:emoção(エモサォン) / sentimento(センチメント)

ポルトガル語では「emoção(emoção/エモサォン=感情)」が基本で、「sentimento(センチメント=思い・心情)」はより深く長続きする感情を表します。

ヒンディー語:भावना(バーヴナー) / भावना(バーヴナ) / भावना(バーヴナー)

ヒンディー語では「भावना(bhāvnā/バーヴナー=感情・思い)」が基本語です。宗教的にも「慈悲」や「愛」を含む幅広い意味を持ちます。

インドネシア語:emosi(エモシ) / perasaan(プラサアン)

インドネシア語では「emosi(エモシ=感情)」と「perasaan(プラサアン=感じ、気持ち)」がよく使われます。前者は強い感情、後者は穏やかな情緒を表します。

ベトナム語:cảm xúc(カム スック) / tình cảm(ティン カム)

ベトナム語では「cảm xúc(cảm xúc/カム スック=感情)」が一般的で、「tình cảm(ティン カム=愛情・感情的つながり)」もよく使われます。

トルコ語:duygu(ドゥユグ) / his(ヒス)

トルコ語では「duygu(duygu/ドゥユグ=感情)」が最も一般的な語で、「his(ヒス=感覚・フィーリング)」も近い意味を持ちます。

ペルシャ語:احساس(エフサース) / عاطفه(アーテフェ)

ペルシャ語では「احساس(ehsās/エフサース=感情・感じ)」が一般的で、「عاطفه(ʿāṭefe/アーテフェ=情愛・情緒)」も感情的なつながりを指します。

最後に

この記事では、世界各国の「感情」の表現をご紹介しました。「emotion」「感情」「감정」「cảm xúc」など、どの言語でも人間らしさの核心にある普遍的な言葉です。

ネーミングに使う場合は、「人間味」「共感」「心」「温かさ」「感性」を象徴する言葉として、心理・芸術・癒し系テーマに最適です。

\次の言葉を探そう!/

この記事の執筆者
ワーグリ編集部

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