「毒」を表す外国語まとめ。各国の言葉でなんと言う?

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「毒(どく)」は、生物に害を及ぼす有害な物質を意味します。医学・科学の分野だけでなく、比喩的に「毒のある言葉」「甘い毒」など、精神的な影響や魅惑を表す表現にも用いられます。

この記事では、各国語における「毒」の表現をまとめました。

目次

世界各国の「毒」の表現まとめ

日本語:毒(どく)

日本語の「毒(どく)」は、物理的な有毒物や精神的な害をもたらすものの両方に使われます。

英語:poison(ポイズン) / venom(ヴェナム) / toxin(トキシン)

英語では「poison(ポイズン=一般的な毒)」が最も広く使われます。「venom(ヴェナム)」は蛇や虫などが持つ毒、「toxin(トキシン)」は科学・医学用語としての毒素を指します。

中国語:毒(ドゥー) / 毒药(ドゥーヤオ)

中国語では「毒(dú/ドゥー=毒)」が一般的で、「毒药(dúyào/ドゥーヤオ=毒薬)」もよく使われます。

韓国語:독(ドク)

韓国語では「독(dok/ドク=毒)」が一般的です。比喩的にも「言葉の毒」などで使われます。

フランス語:poison(ポワゾン) / venin(ヴナン)

フランス語では「poison(ポワゾン=毒全般)」が一般的で、「venin(ヴナン)」は蛇や虫などの毒を指します。

スペイン語:veneno(ベネーノ)

スペイン語では「veneno(ベネーノ=毒)」が一般的で、比喩的に「有害な関係」などにも使われます。

ドイツ語:Gift(ギフト)

ドイツ語では「Gift(ギフト=毒)」を意味します。英語の「gift(贈り物)」と正反対の意味で有名な単語です。

イタリア語:veleno(ヴェレーノ)

イタリア語では「veleno(ヴェレーノ=毒)」が一般的で、情熱的な詩や歌詞にも登場します。

ロシア語:яд(ヤート)

ロシア語では「яд(yad/ヤート=毒)」が一般的です。文学や詩では、愛や裏切りの象徴としても使われます。

アラビア語:سم(スム)

アラビア語では「سم(summ/スム=毒)」が使われます。伝統医学や文学でも頻出します。

ヘブライ語:רעל(ラアル)

ヘブライ語では「רעל(ra’al/ラアル=毒)」が一般的です。現代でも科学・医学的に広く使われます。

タイ語:พิษ(ピット)

タイ語では「พิษ(phit/ピット=毒)」が一般的です。ヘビや薬の毒、比喩的な「毒気」にも使われます。

ポルトガル語:veneno(ヴェネーノ)

ポルトガル語では「veneno(ヴェネーノ=毒)」が一般的で、スペイン語と同じルーツを持ちます。

ヒンディー語:ज़हर(ゼヘル)

ヒンディー語では「ज़हर(zahar/ゼヘル=毒)」が一般的です。日常会話から詩的表現まで幅広く使われます。

インドネシア語:racun(ラチュン)

インドネシア語では「racun(ラチュン=毒)」が一般的で、比喩的にも使われます。

ベトナム語:độc(ドック) / chất độc(チャット ドック)

ベトナム語では「độc(ドック=毒)」が単独で使われ、「chất độc(チャット ドック=毒物)」は科学的な表現です。

トルコ語:zehir(ゼヒール)

トルコ語では「zehir(ゼヒール=毒)」が一般的で、比喩的に「心をむしばむもの」としても用いられます。

ペルシャ語:زهر(ザフル) / سم(サム)

ペルシャ語では「زهر(zahr/ザフル=毒)」や「سم(samm/サム=毒)」が使われます。文学的・科学的両面で登場する言葉です。

最後に

この記事では、世界各国の「毒」の表現をご紹介しました。「poison」「veneno」「Gift」「veleno」など、言語ごとに響きが異なり、危険・魅惑・破壊力を象徴します。

ネーミングに使う場合は「危険」「中毒性」「抗えない魅力」を象徴する言葉として適しています。

\次の言葉を探そう!/

この記事の執筆者
ワーグリ編集部

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