「果物(くだもの)」は、食用にされる果実を指す言葉です。日本語では「果物」のほか「果実(かじつ)」や外来語の「フルーツ」も広く使われます。
この記事では、各国語における「果物」の表現をまとめました。
世界各国の「果物」の表現まとめ
日本語:果物(くだもの) / 果実(かじつ) / フルーツ
日本語では「果物(くだもの)」が一般的で、「果実(かじつ)」はやや硬い響きのある言葉です。「フルーツ」は外来語として日常的に使われます。
英語:fruit(フルート) / fruits(フルーツ)
英語では「fruit(フルート)」が集合名詞として「果物」を表し、複数形「fruits(フルーツ)」は種類を強調する場合に使われます。
中国語:水果(シュイグオ) / 果实(グオシー)
中国語では「水果(shuǐguǒ/シュイグオ=果物)」が一般的で、「果实(guǒshí/グオシー=果実、実)」は学術的表現です。
韓国語:과일(クァイル)
韓国語では「과일(gwail/クァイル=果物)」が一般的に使われます。
フランス語:fruit(フリュイ)
フランス語では「fruit(フリュイ=果物、果実)」が基本で、日常でも料理用語でも頻繁に使われます。
スペイン語:fruta(フルータ)
スペイン語では「fruta(フルータ=果物)」が使われます。複数形「frutas(フルータス)」は果物全般を表します。
ドイツ語:Obst(オブスト) / Früchte(フリュヒテ)
ドイツ語では「Obst(オブスト=果物全般)」が最も一般的で、「Früchte(フリュヒテ=果実、種類を強調する場合)」も使われます。
イタリア語:frutta(フルッタ) / frutti(フルッティ)
イタリア語では「frutta(フルッタ=果物全般)」が一般的で、「frutti(フルッティ=果実、果物の種類)」も使われます。
ロシア語:фрукты(フルークトゥィ)
ロシア語では「фрукты(frukty/フルークトゥィ=果物)」が一般的に使われます。「фрукт(frukt/フルークト)」は単数形です。
アラビア語:فاكهة(ファーキハ)
アラビア語では「فاكهة(fākihah/ファーキハ=果物)」が一般的で、複数形は「فواكه(fawākih/ファワーキフ)」です。
ヘブライ語:פֵּרוֹת(ペロート)
ヘブライ語では「פֵּרוֹת(perot/ペロート=果物、果実)」が使われます。「פְּרִי(pri/プリ)」は単数形です。
タイ語:ผลไม้(ポン ラマーイ)
タイ語では「ผลไม้(phonlamāi/ポン ラマーイ=果物)」が一般的な表現です。
ポルトガル語:fruta(フルータ)
ポルトガル語では「fruta(フルータ=果物)」が一般的で、複数形「frutas(フルータス)」も広く使われます。
ヒンディー語:फल(ファル)
ヒンディー語では「फल(phal/ファル=果物、果実)」が使われます。
インドネシア語:buah(ブア)
インドネシア語では「buah(ブア=果物、果実)」が一般的で、日常生活でも広く使われます。
ベトナム語:trái cây(チャイ カイ) / hoa quả(ホア クァ)
ベトナム語では「trái cây(チャイ カイ=果物)」や「hoa quả(ホア クァ=果実)」が使われます。
トルコ語:meyve(メイヴェ)
トルコ語では「meyve(メイヴェ=果物)」が一般的に使われます。
ペルシャ語:میوه(ミーヴェ)
ペルシャ語では「میوه(mīveh/ミーヴェ=果物)」が使われます。
最後に
この記事では、世界各国の「果物」の表現をご紹介しました。「fruit」「fruta」「Obst」「фрукты」「meyve」など、どの言語でも生活に密着した身近な言葉です。
ネーミングに使う場合は「豊かさ」「自然の恵み」「健康」を象徴し、親しみやすくポジティブな印象を与えることができます。
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