「山(やま)」は、地面が高く盛り上がった地形を指す言葉です。日本では「富士山」のように象徴的な山もあり、自然や信仰、詩歌の題材としても重要な存在です。
この記事では、各国語における「山」の表現をまとめました。
世界各国の「山」の表現まとめ
日本語:山(やま) / 山岳(さんがく)
日本語では「山(やま)」が一般的で、「山岳(さんがく)」はより大きな山や山脈を指す表現です。
英語:mountain(マウンテン) / hill(ヒル)
英語では「mountain(マウンテン=山、大きな山)」と「hill(ヒル=小高い丘)」が区別されます。「Mount Fuji」など固有名詞には「Mount」を使います。
中国語:山(シャン) / 山脉(シャンマイ)
中国語では「山(shān/シャン=山)」が一般的で、「山脉(shānmài/シャンマイ=山脈)」は連なる山々を表します。
韓国語:산(サン) / 산맥(サンメク)
韓国語では「산(san/サン=山)」が日常的で、「산맥(sanmaek/サンメク=山脈)」は連峰や地理用語として使われます。
フランス語:montagne(モンターニュ)
フランス語では「montagne(モンターニュ=山)」が一般的です。「Mont Blanc(モンブラン)」など固有名詞でも使われます。
スペイン語:montaña(モンターニャ) / sierra(シエラ)
スペイン語では「montaña(モンターニャ=山)」が一般的で、「sierra(シエラ=山脈)」は特に山並みを指します。
ドイツ語:Berg(ベルク) / Gebirge(ゲビルゲ)
ドイツ語では「Berg(ベルク=山)」が一般的で、「Gebirge(ゲビルゲ=山脈)」は連なる山々を表します。
イタリア語:montagna(モンターニャ) / monte(モンテ)
イタリア語では「montagna(モンターニャ=山)」と「monte(モンテ=山、詩的・地名用)」の両方が使われます。
ロシア語:гора(ガラー) / горы(ゴルィ)
ロシア語では「гора(gora/ガラー=山)」が単数形で、「горы(gory/ゴルィ=山々、山脈)」は複数形として使われます。
アラビア語:جبل(ジャバル) / جبال(ジバール)
アラビア語では「جبل(jabal/ジャバル=山)」が基本で、「جبال(jibāl/ジバール=山々、山脈)」も使われます。
ヘブライ語:הר(ハル) / הרים(ハリーム)
ヘブライ語では「הר(har/ハル=山)」が単数で、「הרים(harim/ハリーム=山々)」は複数形です。
タイ語:ภูเขา(プーカオ)
タイ語では「ภูเขา(phūkhǎo/プーカオ=山)」が一般的に使われます。
ポルトガル語:montanha(モンターニャ) / serra(セハ)
ポルトガル語では「montanha(モンターニャ=山)」が基本で、「serra(セハ=山脈)」は山並みや山地を指します。
ヒンディー語:पर्वत(パルヴァト) / पहाड़(パハード)
ヒンディー語では「पर्वत(parvat/パルヴァト=山)」と「पहाड़(pahāṛ/パハード=山、日常的な言い方)」が使われます。
インドネシア語:gunung(グヌン)
インドネシア語では「gunung(グヌン=山)」が一般的で、火山も含めて表現されます。
ベトナム語:núi(ヌイ)
ベトナム語では「núi(ヌイ=山)」が一般的に使われます。
トルコ語:dağ(ダー)
トルコ語では「dağ(ダー=山)」が使われ、複数形「dağlar(ダーラル)」は山々を意味します。
ペルシャ語:کوه(クーフ)
ペルシャ語では「کوه(kūh/クーフ=山)」が一般的です。地名にも頻繁に登場します。
最後に
この記事では、世界各国の「山」の表現をご紹介しました。「mountain」「montagne」「Berg」「산」「山」など、各言語で共通する響きを持ちつつも、文化によってニュアンスや使い分けが異なるのが特徴です。
ネーミングに使う場合は「雄大さ」「自然」「挑戦」「神秘」を象徴し、力強くスケール感のある印象を与えることができます。
コメント