「騎士」を表す外国語まとめ。各国の言葉でなんと言う?

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「騎士(きし)」は、中世ヨーロッパにおける武装した戦士であり、領主や王に仕える存在を指します。勇敢さ・忠誠・名誉を重んじる象徴であり、文学やゲームでも人気のモチーフです。

日本語では歴史的に「武士」と対比されることもあり、正義や守護者のイメージで広く親しまれています。

この記事では、様々な国と文化で使われる「騎士」の表現をご紹介します。

この記事で分かること
  • 世界の『騎士』の表現を一挙紹介します
目次

世界各国の「騎士」の表現まとめ

日本語:騎士(きし)

日本語の「騎士(きし)」は、馬に乗り戦う戦士を意味します。西洋の knight を翻訳する際に用いられ、武士道精神と比較されることもあります。

英語:knight(ナイト)

英語の「knight(ナイト)」は、中世の騎士階級を表す言葉です。現代では叙勲制度の称号としても使われ、有名人に「Sir」の称号を与える場合があります。

中国語:骑士(チーシー)

中国語では「骑士(qíshì/チーシー)」と表現します。中世ヨーロッパの騎士を指すほか、現代中国語では「バイクのライダー」を意味することもあります。

韓国語:기사(キサ)

韓国語では「기사(gisa/キサ)」が騎士を意味します。英雄的存在を指すほか、現代語では「運転手(ドライバー)」を指す語としても用いられます。

フランス語:chevalier(シュヴァリエ)

フランス語の「chevalier(シュヴァリエ)」は、「馬(cheval)」に由来する言葉です。中世の騎士階級を指すほか、勲章の称号としても使われます。

スペイン語:caballero(カバジェーロ)

スペイン語では「caballero(カバジェーロ)」と表現されます。「馬(caballo)」が語源で、騎士の意味と同時に「紳士」を表す丁寧な言葉でもあります。

ドイツ語:Ritter(リッター)

ドイツ語の「Ritter(リッター)」は、中世の騎士を指します。現在でも姓や地名に残り、勇気や守護の象徴として使われます。

イタリア語:cavaliere(カヴァリエーレ)

イタリア語では「cavaliere(カヴァリエーレ)」と呼ばれます。中世の騎士を意味するほか、社交的な「紳士」を指す表現としても使われます。

ロシア語:рыцарь(ルィツァリ)

ロシア語では「рыцарь(rytsar’/ルィツァリ)」と呼ばれます。文学作品やファンタジーの中で「勇者的存在」を表す際に頻繁に登場します。

アラビア語:فارس(ファーリス)

アラビア語では「فارس(fāris/ファーリス)」が騎士にあたります。馬術の達人を意味し、勇敢さや武勇を称える言葉としても使われます。

ヘブライ語:אביר(アヴィール)

ヘブライ語では「אביר(avir/アヴィール)」が騎士を意味します。勇敢で強い人物を表す比喩的な表現でもあります。

ポルトガル語:cavaleiro(カヴァレイロ)

ポルトガル語では「cavaleiro(カヴァレイロ)」と呼ばれます。スペイン語の「caballero」と同源で、騎士や紳士の意味を持ちます。

ポーランド語:rycerz(リツェシュ)

ポーランド語では「rycerz(リツェシュ)」と表現されます。歴史的に中世の騎士階級を指すだけでなく、民族的英雄像とも結びついています。

チェコ語:rytíř(ルィティーシュ)

チェコ語では「rytíř(ルィティーシュ)」と呼ばれます。民族文学や民間伝承における勇者像と重なることが多いです。

トルコ語:şövalye(ショヴァリェ)

トルコ語では「şövalye(ショヴァリェ)」が騎士を意味します。フランス語「chevalier」の借用語で、ファンタジー作品にも登場します。

ギリシャ語:ιππότης(イポティス)

ギリシャ語では「ιππότης(ippótis/イポティス)」と表現されます。「馬(hippos)」に由来し、騎士や馬上の戦士を指します。

最後に

この記事では、世界各国の言語での「騎士」の表現をご紹介しました。

「knight」「chevalier」「caballero」など、各国語の表現はいずれも「馬に乗り、名誉を重んじる戦士」という共通のイメージを持っています。

異なる文化でのニュアンスを知ることで、歴史や文学、ファンタジー作品に登場する「騎士」の姿をより深く理解できるでしょう。

\次の言葉を探そう!/

この記事の執筆者
ワーグリ編集部

この記事はワーグリ編集部が企画・執筆・編集を行っております。

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